最近、なかなか .NET の技術を追えなかったのですが少し時間ができたので .NET MAUI を触ってみようと思います。まずは入力と出力のキホンから。
デザイン
適当に作ります。XAMLコントロールは MS の公式ドキュメントを漁ると出てくるので、それ通りに書いてみます。
<ScrollView> <VerticalStackLayout Spacing="25" Padding="30,0" VerticalOptions="Center"> <Label Text="なんかいい感じのアプリ" SemanticProperties.HeadingLevel="Level2" SemanticProperties.Description="Welcome to dot net Multi platform App U I" FontSize="18" HorizontalOptions="Center" /> <Entry x:Name="TextInput" Placeholder="なにか入力して" WidthRequest="100" /> <Button x:Name="TextBtn" Text="押してね!" Clicked="OnTextBtnClicked" HorizontalOptions="Center" /> </VerticalStackLayout> </ScrollView>
コードビハインド
なんかポップアップを表示できるみたいなので、試してみます。WPFでいうところの MessageBox
ですね。
private async void OnTextBtnClicked(object sender, EventArgs e) { await DisplayAlert("あなたの入力した文字は", $"{TextInput.Text}", "閉じる"); }
たったこれだけで表示できるのすごいですよね~!
C#でアプリ開発を経験したことがあれば、x:Name
でコントロールを指定して、その中の Text
プロパティを文字列補間で表示しているんだなぁ~みたいな雰囲気で書けます。
実行結果
まずは Android 12 (Google Pixel 5 エミュレータ)
次に Windows
たったこれだけで複数のプラットフォームに対応するのやばいw
しかも Windows の場合はダイアログとして表示できます。WinUIのダイアログって XamlRoot
とかが必須で結構面倒なのですが、MAUIだと簡単ですね。
MAUI、面白いです!